2025-09-10

管理対象物質

REACH第35次SVHC候補物質(仮称)に対するchemSHERPA管理対象物質リストへの掲載情報

欧州化学品庁(ECHA)は、2025年9月1日に第35次SVHC(Candidate List)候補(仮称)の3物質を公表し、

10月16日までの期間、意見募集(パブコメ)を行っております。パブコメ終了後、審議を経て第35次SVHCが最終決定されます。
6月に提案された第34次SVHCに対して、今回の提案が第35次SVHCの位置づけになるのか、第34次SVHCの追加物質の位置づけとして一緒にCandidate Listに収載されるのかはまだ未定の状態です。
そのため、暫定的に今回の草案を第35次SVHC候補(仮称)と呼んでお知らせします。
草案物質のchemSHERPA収載状況については、候補物質群の、4,4′-[2,2,2-trifluoro-1-(trifluoromethyl)ethylidene]diphenol and its saltsの提案書(Annex XV)の中で、本候補物質群に包含される例示物質9物質のうちの4物質と4,4′-methylenediphenolは、最新のchemSHERPA管理対象物質リストVer2.12.00に収載されておりますので、ツール*1)にて物質検索での調査が可能です。その内容の詳細は、以下の別紙の一覧表をご参照ください。

本物質がSVHCとして最終決定された結果は、定期改訂時にchemSHERPA管理対象物質リストに反映致しますので、2026年2月末頃予定の定期改訂後のchemSHERPAデータ作成支援ツールを利用しての情報伝達をお願い致します。
またECHAが公表している資料から引用して、本物質のCAS RN®、物質名、及び用途を確認できる一覧表*2)をJAMPが作成しました。第35次SVHC候補物質(仮称)の含有確認要否の判断等にご利用ください。

(一覧表は、原文の引用です。詳細は原文を確認してください)
*1) chemSHERPAデータ作成支援ツールV2R1.02.0(外部リストVer2.12.00): https://chemsherpa.net/tool

*2) 一覧表のリンク:  SVHC_2025年9月パブコメ物質表

ページのトップに戻る